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マンガから学んだ料理に足すべき人生のスパイス
『ピリピリとビリビリ』はスパイス料理研究家・印度カリー子さんの著書『私でもスパイスカレー作れました!』(マンガ・こいしゆうか/サンクチュアリ出版)を読んだことをきっかけに、スパイスカレーに目覚めたという漫画家・西倉新久先生が、スパイスカレーへの情熱と音楽の魅力をたっぷりと詰め込んだ作品です。
いくつものカルチャーが誕生し、ひしめき合う街、渋谷。物語の主人公・カワハギミナミ(川萩美浪)は、ここ渋谷で海外を放浪する父親に代わりライブハウス「ろじっく」を運営してきましたが、コロナ禍によって閉店の危機に陥っていました。
そんな中で、絶対に閉店を避けたいミナミは店の収入源確保のため、かつて父親がろじっくで提供していたスパイスカレーの習得に踏み出します!
意外と簡単!? フライパン一つで作れるスパイスカレー
『ピリピリとビリビリ』を読んで完全にスパイスカレーの口になっても、幼い子を2人も連れてお気に入りの店に今から駆け込む!なんてことはもちろん出来ません。
カレールウを使用せず、いくつものスパイスを調合して作るスパイスカレー。自分で作るにはハードルが高いと感じている人も多いのではないでしょうか? わたしもそうでした。
しかし、スパイスカレーの基礎は実はシンプル!
たとえば第1話で登場するチキンカレーは、身近な材料にいくつかのスパイスをプラスするだけで、本格的なスパイスカレーの味わいになるんです!
材料を刻んで炒めて煮込む。フライパン一つで調理でき、特別な作業はありません。レシピは簡単! 『ピリピリとビリビリ』に教えてもらった材料と作り方は以下の通りです!