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男性は今、小早川さんの元で、ストーカーに至った心理的な要因を分析し、生活支援などを行う治療プログラムを受けている。
元加害者の男性:
自分は人の話も聞かなかったし、相談を人にするのをよしとしなかったところがあるんですね。思い込みが激しくて、1度決めたことをなんとか頑張ろうとしすぎていたという、それで自分勝手になっていたんだと思います。
警察もストーカー加害者支援
11月24日、京都府警に専門家たちが集まり、ストーカー加害者のカウンセリングに関する意見交換を行った。
京都府警では、京都に住んでいた男がストーカー行為の末に女性を刺した事件をきっかけに、4年前、加害者からの相談も24時間受け付けるストーカー専門の相談支援センターを全国で初めて設置した。
さらに、警察がカウンセリングが必要と判断した場合、専門機関での受診料を5回まで全額公費で負担することにした。
京都府警人身安全対策課 西田勝志課長:
警告をしたりしても、なかなか行為が止まらない。そういった方には声掛けするようにしております。カウンセリングなんか受けたくない、と言う方もたくさんおられて、その辺をうまくつなげていくのも課題の1つかもしれません。
(関西テレビ「報道ランナー」2021年12月1日放送)