日本時間の12月8日午後4時半過ぎ、ZOZO創業者の前澤友作氏がついに宇宙旅行へと出発する。打ち上げ後、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かい、そこでしばらく滞在。月を周回するなど12日間の旅程の後、同月19日に地球へ戻ってくる予定だ。

 ISSに滞在するのは日本の民間人としては初めて、月の周回旅行に至っては世界初の民間人となる。宇宙旅行の費用は明らかにされていないが、1人あたり日本円で55億円を超えるとも報じられている。

 前澤氏はなぜこれほどまでに「宇宙」に強いこだわりを持つのか。その理由について報じた記事を再公開する。

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(肩書き、年齢等は当時のまま)

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「前澤さんは剛力さんと破局後、相当な回数の合コンを重ねています。それも全て宇宙へ同伴してくれる女性を探すため。そこまで、宇宙へ思いを馳せているんです」(前澤を知る知人)

「僕からするとハワイ、世界遺産の延長が宇宙なだけ」

 12月8日、宇宙旅行と称しカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ宇宙船「MS-20」に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)に12日間滞在する予定の前澤友作氏(45)。宇宙旅行まで約1ヶ月と迫るなか、10月14日には前澤氏が訓練を受けるために滞在しているロシアで会見が行われた。

宇宙旅行を計画している前澤氏(右) (本人のTwitterより)

 前澤氏は宇宙旅行への心境をこう語っている。

《(民間人が)宇宙に行けると知って好奇心と挑戦心が止まらなくなった》

《打ち上げ日が迫るごとにわくわくするばかり》

 10月10日に出演した「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)では、宇宙へ行く理由について「地球を遠くから見たいから。宇宙って特別と思われがちだけど、僕からするとハワイ、世界遺産の延長がたまたま宇宙なだけ」と明かした。

宇宙旅行への費用は「2人分で100億円以上」

「番組内で宇宙に行く費用について言及された際、『2000万円の何百倍』と答えていて、テロップでは『2人分で100億円以上※推定です』と書かれていました。ISSに初めて民間の日本人が滞在することや、12日の滞在期間や搭乗するロケットなどにより膨大な費用がかかるようですね」(スポーツ紙記者)

 実際、前澤氏は宇宙旅行にあたって6月中旬から訓練を開始。Twitterでもその様子を投稿し、7月11日に《宇宙服、着るとドキドキとワクワクと安心感と、なんともいえない気持ちになります。ロシアでの訓練も約1/3が終了。12月8日の打ち上げ本番に向けて残りも頑張ります!》と、自身の思いを投稿していた。

減圧訓練を行う前澤氏《最後の最後に自分を守ってくれるのが宇宙服なんだという実感が湧きます》(本人のTwitterより)

 前澤氏は12月8日の打ち上げに、「宇宙飛行士を目指すお子様(とご家族)」1組3人を無料で招待している。さらに「宇宙でやってほしい100のこと」というプロジェクトも立ち上げており、“ファン参加型”の宇宙旅行を目指しているようだ。

 なぜ、前澤氏は宇宙へ行くことにこだわるのか。