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“妻の会社”に約160万円を“還流”
第8選挙区支部は昨年後半だけで「敷金」「事務所賃借料」として、アネモスに計約163万円を支出。今年も同額の月額賃借料とすれば、現時点で計約370万円をアネモスに支出したことになる。
政治資金問題に詳しい神戸学院大の上脇博之教授が語る。
「政治資金には税金を原資とする政党交付金が含まれています。石原氏のケースは税金を妻の会社に還流させ、安定的な家賃収入を得ている構図です。参与の高額日当を巡っても批判を浴びただけに、石原氏には説明責任が問われます」
石原事務所に事実関係の確認を求めたところ、書面で次のように回答した。
「政治資金規正法に則って適正に処理しております」
12月15日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および12月16日(木)発売の「週刊文春」では、妻の会社に政治資金を還流させている問題のほか、手狭な新事務所の様子や里紗夫人の人物像、さらに政治資金を自身の別荘がある葉山のホテルに支出している実態などについても詳報している。
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