2021年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。裁判部門の第1位は、こちら!(初公開日 2021年11月25日)。

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《本件録音で明らかになったのは、被告曜子が、被告Bとの不貞について何ら罪悪感を持たないままに、婚姻当初より10年以上にわたり不貞を継続してきたという事実であった》

 これは、11月22日に東京地裁で第1回口頭弁論が行われた、ある民事裁判の訴状の一節だ。

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 公開されている裁判資料によると、訴訟が提起されたのは今年10月7日。訴状の中で、被告と名指しされている《曜子》とは、グラビアアイドルやタレントとして活躍する熊田曜子(39)その人である。

熊田曜子

 

 原告は、熊田の夫である実業家A氏=訴状では実名=(38)。A氏は今年5月、自宅で熊田に暴行を加えたとして暴行容疑で警視庁に逮捕され、刑事事件として現在までに3回にわたって公判が行われている。DV暴行疑惑の渦中にあるA氏だが、その裏側で、妻の熊田に損害賠償を求める民事裁判が始まったのだ。

熊田曜子と“不貞相手”に請求された計880万円

 そして、この裁判で、熊田と共にもうひとりの《被告》とされ、熊田とともに原告であるA氏への慰謝料の支払いを求められているのが、現役のフジテレビ社員で、複数の番組でチーフプロデューサーを務めるB氏=同=である。

約20年前に撮影された熊田。グラビアアイドルとして一世を風靡した

 B氏は「週刊女性PRIME」が10月25日に報じているように、元フジテレビの人気アナウンサーで、現在はフリーで活躍する平井理央(39)の夫としても知られる人物なのだが、このB氏に対して、A氏が熊田の「不貞の相手」と疑いの目を向けているのだ。