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「ママはよくて何故、私は駄目なの?」

 昭和のアイドルの代名詞でもある松田聖子と、元石原軍団の神田正輝の娘として、生まれながらに注目され続けてきた沙也加さん。

 スターの間に生まれた娘ということもあり、幼少期から苦労は耐えなかったという。沙也加さんは、2015年に出版した自著「Dollygirl」(宝島社)で過去に壮絶ないじめを受けていたことを告白していたことは#1でも報じた。そして、母・聖子との微妙な関係もまた、これまで数多くのメディアが報じてきた。

本人インスタグラムより

「自身は共演者と恋愛関係に発展することが多かった聖子さんですが、母であるが故でしょうか、娘の“職場恋愛”には厳しかった。沙也加さんからしたら『ママはよくて何故、私は駄目なの?』という気持ちは強かったのでしょう。『Dollygirl』では父である神田さんのプライベート写真が複数使われていたのに対し、母の写真は1枚も使われていないことが話題になりました」(スポーツ紙芸能デスク)

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苦しい恋愛も力に変えて女優として成長

 思春期の頃からギタリストやミュージカル俳優など一回り以上年上の男性と恋をしてきた沙也加さん。周囲の反対を押し切り、一途に相手にのめり込んでしまうあまりに苦労をすることもあったという。

沙也加さんが宿泊していた札幌市内のホテル ©文藝春秋 撮影・上田康太郎

「2015年頃交際したアイドル出身の年上俳優Aとの関係は不憫でした。彼の事務所マネージャーも公認の仲で、彼の稽古場にお手製のお弁当を差し入れする程でした。ですが、Aは沙也加さんとは別に、有名企業の社長令嬢とも付き合い、二股をかけていたのです。

 Aはその社長令嬢と、内々で婚約を済ませ、ついには結婚してしまった。傷ついた彼女は酷く体調を悪くして、病院にも運ばれたことがあります。Aはその後、その社長令嬢とも離婚したと聞いていますが、沙也加さんが負った心の傷は深かったと思います」(Aの知人)

 取材班は12月21日、Aに話を聞くため直撃した。だが、Aは「今、急いでいるので……」と答えるのみ。再度、質問を重ねると「いや、そういう事実はないと思っています」とだけ答えて、足早に去っていった。