「12月25日の大正天皇例祭の儀は、愛子さまの“宮中祭祀デビュー”になります」
年の瀬に、ある宮内庁関係者は明るい表情でこう話した。12月1日に成年を迎えられた天皇皇后両陛下の長女・愛子さまは、大正天皇の命日にあたる25日、皇居・宮中三殿で営まれる宮中祭祀に初めて臨まれた。
〈オフホワイトのロングコートと同じ色の帽子を着用し、女性皇族方の最初に落ち着いた様子で拝礼された〉という(12月25日、日テレNEWS24)。
「堂々とされていたね、さすが愛子さま」
12月に入り、愛子さまが薄づきのメイクをなさったご近影が公開されたり、凛としたローブ・デコルテ姿でお出ましになったことで、皇室の報道は愛子さま一色となった。長年、天皇ご一家のお姿をカメラに収めようと追いかけ続けてきた女性は、主な成年行事が行われた12月5日も現場にかけつけ、感慨深い様子で「愛子さまは堂々とされていたね、さすが愛子さまだね」と話していた。
前月までは11月30日に誕生日を迎えられた秋篠宮さまの記者会見や、長女・眞子さんと小室圭さんの渡米やニューヨークでの新生活についての国民の関心が非常に高まっていたが、愛子さまがご成年を迎えられたことで流れが変わり、少しずつ皇室全体が明るさを取り戻しつつあるように思う。別の宮内庁関係者は、こう話した。
「愛子さまは気品あふれるお姿で、ご立派になられました。祝賀を受けられるご様子を拝見して、背筋を伸ばされた姿勢やお辞儀が美しく、立居振る舞いは両陛下そっくりだと思います。
東宮家のお子様ということで、愛子さまはお小さい頃から、国民やメディアから常に注目され続け、厳しい目で見られてきたと思います。ご立派に成長されたのは、そうした環境のもとで、両陛下が人々と接するご様子を愛子さまがそばでご覧になっていたことも大きいのではないでしょうか」