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大学卒業後の進路を「就職」にしたワケ
高嶺 余裕がないと、自分の意に反することをしてしまう可能性もありますよね。だからやりたいことを主体にするなら、まず“自分の人生”が確立されている必要があるんじゃないか……って思いもあります。
――大学卒業後の進路を就職に決めたのも“自分の人生”を確立するためということでしょうか。
高嶺 そうですね。「高嶺ヒナ」という選択肢があって、別の選択肢もあって、そうやっていろいろ見た中で「やっぱりこれが一番だった」っていう結論を出したいので。
その答えが出るのは半年後かもしれないし、ずっと先かもしれないし、同時並行でやっていくかもしれないし、それはわからないです。「高嶺ヒナ」という存在を、ただ一度バズっただけの一発屋にしたくない思いもあります。でも、極端なことを言えば1年後には「高嶺ヒナ」がいなくなっている可能性だってあると思います。わからないですからね、未来のことなんて。
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「文春オンライン」編集部
石川 結貴
平田 裕介
「週刊文春」編集部
