「CryptoPunksは150イーサリアムで買いました。サルは3000万くらいだから50〜60イーサリアムかな。サルのアイコンは中国のエイベックスの人間に、これは中国や韓国を刺激する可能性があると言われたので、1日もアイコンにせずすぐに外しましたよ」
松浦氏のこうした“自由すぎる”振る舞いにも、エイベックス社員は気を揉んでいるようだ。
「『神風ハチマキ』の件は社業に支障がでる可能性もありますから、社員はヒヤヒヤして見ていました。これでK-POPの事務所がうちとの取引を止める、なんてことになったら大変です。
2021年12月21日に行ったYouTubeの生配信では、LDHのHIROさん(52)に突然電話をしたこともありました。生放送中に『出ないと思うよ』と言いながらHIROさんに電話すると、HIROさんが『お疲れ様です』と出たんですね。そこから松浦さんがHIROさんに無茶ぶりをして、困惑させていました」(別のエイベックス社員)
動画では松浦氏がHIROに対して、「抱負を言って」と問いかけ、その回答について「想定通りみたいなこと言わないで」「おい、この野郎、怒るぞ」などと返答。最後は「つまんないな、お前もう、さよなら」と会話の最中に電話を切っている。
「松浦さんのYouTubeは、こうした傍若無人なやりとりが見どころではあるのですが、さすがにこの時代にこれはないですよね。一部のファンからは『パワハラじゃないのか』などと非難する声も挙がっていました」(芸能記者)
松浦氏自ら現場で陣頭指揮を執るが…
しかしながら、こうした松浦氏の行動に同情的な見方をする人物もいるようだ。ある大手芸能事務所関係者はこう嘆息する。
「ここ数年、エイベックスの売り上げを支えていたアーティストは軒並みよくないからね。『AAA』は2020年12月いっぱいで活動を休止したし、2021年12月24日には『BiSH』が2023年での解散を発表している。肝いりで育てた安斉かれんも思うようには売れていないし。
エイベックスの将来を案じて、2020年にはプロデューサーとして復帰して自ら楽曲づくりをしていたけど、それも上手くいかなかったしね。そりゃ大変だよ」