天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが成年を迎えられて以来、成年行事や宮中祭祀、初公務である新年祝賀の儀などに臨まれるたびに、大きな注目が集まっている。
愛子さまの純白のローブ・デコルテ姿や、元日に上皇ご夫妻へ新年のあいさつをされるため、お住まいの仙洞仮御所を訪れられた際のアイボリーのドレスとフラワーモチーフがあしらわれた帽子をお召しの姿から、成年皇族としての清々しさと、両陛下のご長女の風格を感じた人は多かったのではないか。
愛子さまをサポートする役割に徹する雅子さま
この間、皇后雅子さまは愛子さまをサポートする役割に徹しておられるように拝察している。昨年12月5日、岸田文雄首相ら三権の長から祝賀を受けられた際、愛子さまの上質な輝きを放つシルクのローブ・デコルテとティアラをより輝かせるかのように、雅子さまは落ち着いたアイボリーのロングドレスをお召しになっていた。
雅子さまは昨年12月1日に行われた愛子さまの成年行事で、宮内庁長官や参与、職員らからの祝賀を欠席されている。宮内庁側からは、愛子さまのご成年やお引っ越しのご準備によるお疲れが出たため、5日は出席されるので大事をとられた、という趣旨の説明があったようだ。愛子さまのローブ・デコルテ姿をお披露目する日に、よほど心血を注がれていたことがうかがえる。
さらに、近頃の雅子さまは新調されたお召し物ではなく、長年大切に着回しをされているロングドレスを選ばれることが多かった。