交際報道の二人、昨年1月ドラマが出会いのきっかけ
関ジャニ∞・大倉忠義さんと女優・広瀬アリスさんの真剣交際が報じられたことが、大きな話題になっています。
注目なのは大倉さんが所属するジャニーズ事務所が「コメントすることはございません」、広瀬さんが所属するフォスター・プラスも「プライベートなことは、本人に任せてます」と発表し、交際を否定しなかったこと。ジャニーズ事務所が否定しなかったということはかなり意外でした。
二人の出会いは昨年1月期に大倉さん主演、広瀬さんが相手役を務めたドラマ『知ってるワイフ』(フジテレビ系)での共演でした。ドラマ終了後に交際をスタートさせたとのことで、『知ってるワイフ』が二人を結び付けたのは間違いないでしょう。
実はこのドラマ、全話の世帯平均視聴率が7%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とヒットと呼べる結果は残せなかったものの、最後まで視聴したファンからの評価は高い隠れた名作。
また、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーである筆者の立場から観ると、ストーリーの面白さだけではなく、ドラマを通じて得られる結婚観の教訓がとても真理を突いているなと感じた作品でもありました。ですから、そんなドラマで愛を育んだ二人であれば、きっと幸せになれるだろうとも思うのです。
そこで今回は『知ってるワイフ』を振り返り、どのような真理が描かれていたか、お伝えします。
※本稿は『知ってるワイフ』のネタバレがあります。あらかじめご了承ください。
どちらかが一方的に10:0で悪いなんてことはほぼない
『知ってるワイフ』は韓国ドラマのリメイクで、夫婦のあり方に迫っていくタイムワープ・ファンタジーラブストーリーです。
主人公・元春(大倉さん)は10年前の大学時代、マドンナだった令嬢・沙也佳(瀧本美織さん)とデートするはずでしたが、澪(広瀬さん)の財布を拾ったことでデートに行けなくなり、そこで出会った澪と後に結婚。しかし明るく可憐だった澪は結婚して次第に恐妻になっていき、元春は辟易した日々を過ごしていました。そんな折、謎の男から渡された500円玉でタイムワープして10年前に戻り、2度めの人生で沙也佳と結婚。沙也佳と優雅な結婚生活を送っていたところ、元春の勤務先の銀行に偶然、澪が赴任してきて再び接近することに――というのがあらすじ。