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2022/01/20

 ≪結婚生活には無数の選択肢がある。

 朝起きたとき最初に何を言うのか、どんな表情で言うのか。

 ムッときたときどう伝えるのか、伝えないで我慢するのか。

(中略)

 その一見小さなひとつひとつの選択が、俺たちが思い描く未来へとつながっていく。≫

 人生を繰り返した元春が辿り着いた境地。これこそが夫婦円満の秘訣であり、パートナーとの幸せを永続化させるための教訓なのではと思うのです。

©iStock.com

二人の交際を暖かく見守っていきたい

 目の前のパートナーを大切に思えているか。

 その大切な相手がいることが当たり前になっていないか。

 今、手にしているモノ(=日常・幸せ)をきちんと自覚できているか。

『知ってるワイフ』は、そういった愛する人への向き合い方の真理に気付かせてくれる良作でした。

 この作品から伝わってくることは、ともすればごくごく当然のこと。しかし、当然のことすぎて見失っている人も多いような気がしますし、当然のことすぎて気づくのが意外と難しい。

 全11話を通して、視聴者は元春の数々の過ちと強い後悔を追体験することによって、ようやく気づけるレベルのことだったのかもしれません。

――このドラマを世に届けた大倉さんと広瀬さんは、誰よりもこの作品の伝えたかったメッセージを実感していることでしょう。『知ってるワイフ』を通じて得られる教訓・真理を知るお二人なら、きっと幸せになっていくはず。二人の交際を暖かく見守っていきたいものです。

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