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発売当初のシャウエッセンと包装(提供:日本ハム株式会社)

――包装変更に伴い、保管方法や調理方法の変更はある?レンジ調理は?

保管方法や調理方法の変更はございません。従来品と同じように保管、調理していただければと考えます。電子レンジ調理などの料理の方法にも変更はございません。袋から取り出し、お皿に移してラップをかけて調理をしていただけます。

保管や調理に影響はなく、レンジ調理もOK(提供:日本ハム株式会社)

――ソーセージの形状や本数や重量、価格などの変更はある?

今回の包装変更による、形状変更や、本数、重量、価格の変更はありません。

※日本ハムは2月から一部商品の価格を改定。シャウエッセンは値上げとなるが、原材料や資材関係の高騰によるもので、包装の変更が影響したわけではないという。

2袋セットでの販売にも理由があった

――2袋セットで販売するのには理由があるの?

発売当初の1985年は1パックが主流でしたが、2つをテープで巻いて販売したところ、お買い得感もあり非常に良く売れたとのことで、徐々に2袋セットが主流になりました。ハムやソーセージは元々が保存食なので、冷蔵庫に入れておくと便利な食材です。そのためまとめ買いで冷蔵庫にストックできるのが便利で、買いやすかったものと思います。


――まとめて大きな袋にしてはいけないの?

2袋セットならば、まとめた方が良いのではと思いますが、ソーセージの袋の中には窒素ガスが入っており、商品の酸化を防止しています。お客様ができるだけ開封したてのおいしさを楽しんでいただけるよう、使いやすい量に小分けにしています。

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おいしく食べてもらうための配慮でもある(提供:日本ハム株式会社)

――今回の包装変更は他の商品にも採用される?

現時点では主力ブランド製品の、シャウエッセンホットチリ、シャウエッセンとろける4種チーズ、豊潤ウインナーで変更を予定しています。


――一般の人に呼びかけたいことは?

社会的な課題解決の中で、包装資材の使用量削減をすることとなりました。長年かけてお客様から親しまれた包装形態でしたが、新たに再出発していきますので、これまで同様に手に取っていただければ幸いです。


消費者が慣れ親しんだパッケージをプラスチック削減のために変更。
“巾着型”の包装といえば、現在は「ソーセージの袋」を思い浮かべる人も多いと思うが、今後は
このイメージが変わっていくかもしれない。