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 もちろん猟銃を適切に所持・使用している人々が大半だろう。野生鳥獣による被害を受ける地域では欠かせない“必要悪”でもある。農林水産省も有害鳥獣のジビエ利用を推進しており、令和7年度には令和元年度の水準から倍増させることが目標とされている。

「狩りガール」「ジビエ」ブームの猟に冷や水

 近年では「狩りガール」という猟を趣味にした若年女性の愛称が生まれたほか、コロナ禍の空前の“キャンプブーム”から派生し、猟に興味を持つ若者も増えているようだ。

亡くなった鈴木医師(みずほ台病院ウェブサイトより)

「キャンプが趣味で、毎週末行くんです。そこで知り合いになった方が猟に詳しく、私自身もキャンプに飽きてきた頃だったので、次はこれだ!と思い、狩猟の勉強にきました。ただ、事件があったタイミングなので、始めるのには複雑な気分ですが……」(猟銃店に来ていた男性客)

 別の鉄砲店店主はこうもこぼしていた。

規制線が張られていた現場近くの様子 ©文藝春秋 写真/宮崎慎之輔

「私は親父や親戚にも猟友会の人間が多かったので、若い頃は猟によく行ってました。でも今は動物愛護が盛んですし、『生き物を楽しんで殺している』と言われることもあります。嫌われている自覚があるので、もっぱら鉄砲店の経営に専念し、自分で猟に行くことはなくなりました。今回の事件の凶器が猟銃だったということもあり、今よりも肩身が狭くなるのではという懸念もあります」

 平穏な日々に突然紛れ込んだ銃声。“意外と身近”な銃の安全管理が問われている。

その他の写真はこちらよりご覧ください。

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