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5ヶ国から集結した女性エージェントが共闘…テロ組織と戦うスパイ・アクション 「355」を採点!

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〈あらすじ〉

世界を混乱に陥れる危険なデジタル・デバイスが、国際テロ組織の手に渡ろうとしていた。米CIAはそれを阻止するために、格闘術に長けたメイス(ジェシカ・チャステイン)をパリに送り込む。メイスは同じ目的を持つBND(ドイツ連邦情報局)工作員のマリー(ダイアン・クルーガー)と手を組み、英MI6のサイバー・インテリジェンスの専門家ハディージャ(ルピタ・ニョンゴ)や、コロンビアの心理学者グラシエラ(ペネロペ・クルス)と共に、デバイスを追う。上海のオークション会場に潜入した4人は、中国政府のエージェント、リン(ファン・ビンビン)に窮地を救われる。

〈解説〉

監督は『X-MEN:ダーク・フェニックス』のサイモン・キンバーグ。各国の女性エージェント・チームがテロ組織と戦うスパイ・アクション。122分。

  • 中野翠(コラムニスト)

    ★★★★☆各国美人スパイの共闘。非情なまでのプロ意識。長い手脚ならではのアクションも楽しい。ファッションも大いに見もの。

  • 芝山幹郎(翻訳家)

    ★★★☆☆場所の移動が忙しく、突っ張り方がシリアスすぎる。もっと引き技が欲しくなる。これほど肩肘を張ることはないだろう。

  • 斎藤綾子(作家)

    ★★★★☆可愛い色気など微塵もない凄まじいアクションに目が釘付け。女たちの素性を描く続編を是非。あの秘密兵器は怖すぎる。

  • 森直人(映画評論家)

    ★★★★☆『007』をボンドガール5人でやってみた、的な。古風なスター活劇の更新版。世界を股にかけた規模感と配役の華を堪能。

  • 洞口依子(女優)

    ★★☆☆☆豪華キャスト陣でクールなアクションスリラーを狙ったボンド風? 客の映画知識任せの脚本というのもある意味斬新。

  • もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
  • 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
  • 料金の価値は、あり。★★★☆☆
  • 暇だったら……。★★☆☆☆
  • 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
©2020 UNIVERSAL STUDIOS. ©355 Film Rights, LLC 2021 All rights reserved.

『355』(英)
2月4日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国ロードショー
https://355-movie.jp/

5ヶ国から集結した女性エージェントが共闘…テロ組織と戦うスパイ・アクション 「355」を採点!

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