〈あらすじ〉
30年にわたり、原因不明の地震が頻発している寂れた田舎町。12歳の少女フィービー(マッケナ・グレイス)と兄のトレヴァー(フィン・ウルフハード)は母親と一緒に、この町の荒れ地に建つ、祖父が遺した古い屋敷に越して来る。フィービーは地下室で数々のハイテク装備品を、トレヴァーはガレージで改造キャデラックを発見する。祖父は科学者で、かつてニューヨークを救った「ゴーストバスターズ」の一員だったのだ。祖父がこの町に隠した秘密に兄妹が迫ったとき、封印を解かれたゴーストたちの、復讐劇の幕が開く。
〈解説〉
80年代に世界中で大ヒットしたSFコメディ、『ゴーストバスターズ』と『ゴーストバスターズ2』の続編。前2作を監督したアイヴァン・ライトマンの息子、ジェイソン・ライトマンがメガホンを取った。124分。
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中野翠(コラムニスト)
★★★☆☆のどかな田舎町を舞台にしたのが、いいような悪いような。マシュマロマンとF・ウルフハードの美少年ぶりが見もの。
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芝山幹郎(翻訳家)
★★★★☆ノスタルジーに頼りすぎて新鮮な発想に欠けるが、穏やかな笑いを隅々に届けている。この監督は若者の癖を巧くつかむ。
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斎藤綾子(作家)
★★★☆☆フィービーのやんちゃぶりが可愛く、封印が解かれて溢れるゴーストを浴びたい気持ちに。40年が過ぎた事にただ茫然。
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森直人(映画評論家)
★★★☆☆『グーニーズ』の陰影を強くした様な思春期冒険ホラーとなったが、少々ヌケが悪い気も。先代オマージュ大会は当然涙。
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洞口依子(女優)
★★★☆☆オリジナルに忠実であろうという試み。でも84年の時代に浸って心地よいかと言えば微妙。私的には女バージョンが好み。
- もう最高!ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ!★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
『ゴーストバスターズ /アフターライフ』(米)
2月4日(金)よりTOHOシネマズ 日本橋ほか全国ロードショー
https://www.ghostbusters.jp/