閑静な住宅街に建つ1軒のマンションから、オーバーサイズのダウンに身を包みサングラスをかけキャップ姿の男性が出てくる。男性はマンションの目の前で誰かと通話しながら、キョロキョロと辺りを見渡している。身長170cmほどの、櫻井翔と村上信五を足したようなイケメンだ。
数分後、同じマンションからベージュのコートを着たすらっと背の高い女性が、こちらも周囲を気にしながら姿を表した。黒いキャップを目深にかぶり、FENDIの白いレザーバッグを右肩にかけたこの女性は、元乃木坂46として知られるテレビ朝日の女子アナウンサー・斎藤ちはる(24)である。
時間は1月27日の22時半頃。お家デートを終えた斎藤は男性に鍵を手渡し、男性と一緒に大通に向かって歩く。2人は大通りに出る手前で別れ、斎藤はタクシーを拾って自宅へ向かった。翌朝も8時からのレギュラー番組「羽鳥慎一モーニングショー」に出演していた。
入社式当日にデビュー、すでに看板女子アナに
斎藤ちはるは2011年から乃木坂46の初期メンバーとして活動していたが、2018年にグループを卒業、翌2019年4月からテレビ朝日でアナウンサーとして働いている。
「斎藤アナは入社式当日に『羽鳥慎一モーニングショー』でデビューする特別待遇でしたが、元乃木坂というブランドを誇示することもなく、謙虚な人柄が社内の先輩にも後輩にも好かれています。番組でもそつのない進行を見せ、視聴者や上層部からの覚えもめでたく、一般的に新人アナウンサーがお茶の間に定着するには5年必要と言われているのですが、斎藤は3年目にしてレギュラー番組を複数かかえ、ナレーションの仕事も多い。すでに弘中綾香アナ(30)などと並んで“テレ朝の看板女子アナ”の1人と言っていいでしょう。ただそんな彼女の足を引っ張っているのが、昨年の“あの報道”です……」(テレ朝関係者)
斎藤の足を引っ張る“あの報道”とは、2021年6月9日に「FRIDAYデジタル」が報じたTBSアナウンサー小林廣輝(28)との熱愛だ。しかもその2日後には、「FRIDAY」が小林アナの2股疑惑を報じ、騒動は最終的に6股疑惑にまで発展した。
「複数の女性と関係を持っていたのは小林アナの方で彼女に過失はありませんが、イメージ商売の女子アナにとっては大きなマイナスイメージでした。アイドル出身なのにおとなしい、清楚というイメージで人気の斎藤アナにとっては、“プレイボーイ”との熱愛報道は痛手だったでしょう。2人の関係は報道後ほどなくして終了したと聞いています」(同前)