昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

連載THIS WEEK

立浪監督がほくそ笑むワケ

「立浪さんは2歳下の井上ヘッドと“強竜打線”で一時代を築き、若手の頃から一緒に飲み歩くなど可愛がっていた。引退後も評論家同士、球場の記者席でいつも話し込んでおり、立浪監督が実現したら『井上さんは専属広報で現場復帰するだろう』とまで言われていました」(同前)

 立浪監督も周囲に「一樹とはいつか一緒にやりたい。阪神でコーチングは上手くなっているのか?」と動向を気にしていたという。

「現在は落合英二投手コーチがヘッドを兼任していますが、監督へ采配を進言するポジションは激務のため掛け持ちは難しい。中日の選手の間でも『井上さんが戻って来られるようにわざと空けている』と囁かれています。矢野監督退任となれば、今オフの井上コーチ招聘に障害はない」(在名テレビ局関係者)

中日の立浪和義新監督 ©文藝春秋

 井上ヘッドは中日一筋の現役生活を送り、10年から13年まで一軍打撃コーチ、二軍監督を歴任。だが、自宅のある名古屋を飛び出してライバル球団入りしたことで、地元志向の強い中日の関係者たちからは半ば“裏切者”扱いされていた。

「今季を含めて3年間在籍する井上ヘッドの手元には、阪神ナインの特徴やデータなど“機密情報”がごっそりある。立浪監督も職にあぶれそうな後輩を助けることができ、まさに一石二鳥となります」(同前)

 今度は“中日タイガース”誕生なんてことも……。

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

週刊文春をフォロー
z