伊藤の事務所が激怒、電話の場面はすべてお蔵入り
「その時、伊藤選手は事務所のマネージャーと一緒にいました。戸惑いながらも電話応対をしていましたが、盛り上がった出演者の一人が、水谷選手が試合中に『ノーパン』だったことに言及。彼女にも、金メダルが決まった瞬間、抱きつかれたときにどうだったかなどセクハラまがいのことを聞いたようなのです。伊藤選手は辞退した番組に電話で出させられ、しかも女性に対する非常に下品な発言を聞かされた。相当ショックを受けたようです」(卓球関係者)
これに激怒したのが伊藤の事務所。すぐにテレ朝の番組担当者は直接謝罪に行き、さらに日本卓球協会にお詫びの電話を掛けている。
その後、番組は無事に放送されたが、伊藤への電話の場面は、すべてお蔵入りとなった。
卓球協会広報部は「週刊文春」の取材に、テレ朝から「ご迷惑をおかけしました」と謝罪の電話があったことを認めた。一方、テレ朝広報部は「番組制作の過程につきましては従来お答えしておりません。当該番組については、関係各所にご理解頂いた上で放送させて頂きました」と回答した。
水谷が番組中に語っていた伊藤との秘話、立て続けに起こっているテレ朝スポーツ局の不祥事、にもかかわらず社内でスポーツ局が獲得した賞など、詳しくは「週刊文春 電子版」が報じている。
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