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カーリング女子日本代表が「そだね〜」を“封じた”理由〈報道陣から求められると…〉

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報道陣から「そだね〜」を求められると…

「平昌では、プレーよりも『そだね〜』やハーフタイムの『もぐもぐタイム』ばかり注目されたことに違和感を抱いたようです。特に気にしていたのが、主将だった本橋麻里。帰国後、報道陣から『そだね〜』を求められ、指でバツ印を作っていました」(五輪担当記者)

 

 本橋自身、チーム青森で出場した06年のトリノ五輪では「マリリン」の愛称で呼ばれ、10年にはイメージDVDも出している。

「当時、彼女はタレントのように取り上げられ、『試合に集中できなかった』と嘆いていた。そういう経験を踏まえ、後輩に同じような思いをさせたくないと“脱そだね〜”を促したようです。今のチームも『そだね〜を強調しないで』とメディア側に注文を付けてくることもあります」(同前)

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 地元常呂町のカーリング関係者もこう続ける。

「(サードの吉田)知那美ちゃんに『そだね〜』とからかったら怒られた(笑)。今は『そだね〜』を封印し、ニコニコしたり前向きな言葉で鼓舞し合っています」

 そだね〜は無いっす〜。

カーリング女子日本代表が「そだね〜」を“封じた”理由〈報道陣から求められると…〉

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