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不意に47人全員が「地震だ」と呟いた…きっかけは東日本大震災、シングルファザーになった辻仁成が励まされた“癒しの広場”の言葉たち

『ちょっと方向を変えてみる 七転び八起きのぼくから154のエール』より #1

2022/03/18

source : 文春新書

genre : ライフ, ライフスタイル, 読書, 社会

note

たまには弱音を吐きましょう

 一人で背負うには苦しすぎる場合、

 たった一人でいいから話を聞いてくれる人がいると救われます。

 逆の場合、話を聞いてあげられる存在でいてください。

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 頼るか頼らないかはあなた次第ですが、

 相談出来る誰かがこの世界にいると思うだけで楽になります。

 たまには弱音を吐きましょう。大丈夫。

支えあっていこう

 人の気持ちに寄り添いたい。

 泣きそうな人や、我慢している人、一人でいじけてる人とか、

 たまに無視できなくなります。

 みんな、いろいろあるもんなぁ、と思う気持ちが、

 自分をまた励ますことにもなります。

 緩やかに支えあって今日を乗り越えていきましょう。

 自分だけ幸せになれた人はいません。

悩むのは、優しい証拠

 人間関係で悩む人はいい人だと思います。

 だから、あまり悩まないで、大丈夫。

 人間関係って、当たり前のことじゃない?

 だから、複雑化させないで、人間同士なんだから、

 その関係で悩むのは優しい証拠ですよ。

 大丈夫。

意外と味方はいる!

 意外と味方はいますよ。

 敵ばかりだと諦めるのはまだ早いです。

 敵を味方にすることも出来るし、

 窮地をチャンスに変えることも出来る。出来ます。

 まだ、諦める必要はない。

 今日は始まったばかりなんだから、チャンスしかない。

 いや、まだまだ希望しかないんです。

敵を生むのは常に自分

 不必要に嫌われる必要はない

 余計なことは絶対言わない

 センス合わないのは大問題

 卑怯な人には近づかない

 言葉の通じない人を説得しない

「いろいろな人間がいる」で片付ける

 自分を良く見せようとしちゃダメ

 敵を生むのは常に自分

 人類は一家、世界は皆兄弟、ではない

 丸い地球のデコボコが好き

 一隅を照らす

不意に47人全員が「地震だ」と呟いた…きっかけは東日本大震災、シングルファザーになった辻仁成が励まされた“癒しの広場”の言葉たち

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