遅刻の言い訳は「緊急オペ」
50代の主婦は、消化器外科医の診療部長をしている夫から、こんな言い訳を聞かされたことがあったという。
「夫はいつもは18~19時頃には帰宅しているのに、この日は何の連絡もないまま帰ってきたのは終電間際の時間。帰ってくる1時間ほど前に、『緊急オペが長引いた』という電話があったんですが、どうも様子がおかしかった。素知らぬ顔で帰ってきた夫を観察したところ、妙に髪の毛がサラサラなんです。本当にオペ終わりなら髪の毛がオペの帽子のせいでベッタリしているはずなんですが……。
問い詰めたところ、風俗店に行っていたと白状しましたよ。夫婦の間には中学生の子供もいたし、諦め半分で見逃しましたけどね」
セックスやギャンブルなど、突発的な自分の欲望に負けた挙句、周囲に言い訳をしてしまうことも日常生活ではよくあることかもしれない。
暇つぶしにふらっと入ったパチンコが大当たり
「大学時代の同級生Aの話です。Aのマンションの近くにある居酒屋で仲間内の飲み会をやることになったので、アイツも呼ぼうとAも誘ったんです。Aも二つ返事でOKだったんですが、『すぐ行く』と言ってたワリにいつまで経ってもやってこない。結局、店に現れたのは3時間以上過ぎてからでした。
その時は遅刻の理由を問い詰めても『いや、ちょっと予定が入って』『荷物を取りに行ってて』などとよく分からない理由で誤魔化していた。数カ月後、Aは『実は飲み会の誘いが来た時、ちょうどデリヘルに電話して呼んだ後だったんだ。終わってから行こうと思ったけど、女の子がなかなか来なくて遅くなっちゃった』と告白。仲間内にも話が伝わり、卒業した今も笑い話のネタにされてます」(25歳・会社員)
「友人と待ち合わせをしたときのこと。約束の30分くらい前に『もう着いてるよ』とLINEが来ていたんですが、約束の時間を過ぎても友人が一向に来ない。LINEで連絡したら、『近くのパチンコ屋にいる』とのこと。
何でも暇つぶしにぶらっと入って打ち始めた『CR涼宮ハルヒ』が大当たりしてしまって、やめるにやめられなくなったとのこと。結局、それから1時間ほど待たされました。もちろんその後に飲んだ際には全部友人におごらせましたけどね」(20歳・大学生)