1ページ目から読む
4/4ページ目

「ボランティアで使用する会場の下見をするため、後輩2人と同期の友人Mの4人で会場前で待ち合わせをしたんですが、Mが全然やってこない。仕方なく先に入って用事を済ませていると、『マジでごめん』と、申し訳なさそうにMがやってきました。

 最初は遅刻の理由を言いよどんでいたんですが、昼飯を食べている席で『実はポケモンをしていた』とのこと。みんなで『聞いたことねえよ、そんな理由』と呆れました」(21歳・大学生)

「おばあさんに邪魔をされて」?

 遅刻したなら、せめてまともな理由であってほしいところだが、どう考えても理解できないような言い訳もある。

ADVERTISEMENT

「同僚の女性社員が遅刻してきたことがありました。なんでもこの子が住む家からバス停までの道路がすごく狭くて、一人が歩くのがやっとの幅しかないらしい。ところがその日は、この細い道で80歳くらいのおばあさんが朝の散歩をしていて、『めちゃくちゃ歩くのが遅いので、いつも乗るバスに乗り遅れてしまいました』とのこと。

 この理由を聞いた上司には、『おばあさんの一人ぐらい、追い越せばいいだろ!』と怒られていました」(29歳・会社員)

「これは私が実際に使った遅刻の言い訳です。当時、彼氏と同棲していた家には猫が5匹いたんですが、猫というのは狭いところに入り込むのが大好きで、朝の支度をしている最中に押入れの奥とか洋服ダンスの奥に入っちゃうことがよくあるんです。

 その日も、私がバイトに行こうとしたところ、猫が4匹しか見当たらず、あれ? と思って名前を呼んでも何の反応もない。心配して部屋中を探し回っているうちに遅刻してしまいました。

 結局、猫は押入れの奥にいたんですが、バイト先の店長に『部屋の中で猫が行方不明になって……』と言い訳したところ、『そんなわけないだろ!』とまったく信じてもらえませんでした」(33歳・アルバイト)

 他人に迷惑をかけなければ笑える場合もあるかもしれないが、やはり遅刻はしないのが一番か。