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常温保存で販売されている「新玉ねぎ」には要注意!?

 新玉ねぎは3~5月が旬で、この時期しか食べることができない野菜の一つ。

春にしか食べられない「新玉ねぎ」

 普通の玉ねぎと比べて、水分量が多く、柔らかく甘みが強いので生食でもおいしく食べられる。また、熱を入れることで更に甘さが増すので、加熱調理でもおいしい優秀な春野菜と言える。

おいしい新玉ねぎの見分け方

・ずっしりと重い

・皮にツヤがある

・カビが付着していない

・頭が柔らかすぎない

 美味しい新玉ねぎを選ぶなら、ずっしりと重く皮にツヤがあるものを選びましょう。

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重量が感じられ、皮にツヤがある新玉ねぎ

 重い新玉ねぎは水分たっぷりでみずみずしく、皮のツヤは鮮度が良い証。

 新玉ねぎは普通の玉ねぎと違い傷みやすいので鮮度を良く見ておかないと失敗してしまう。カビが生えやすいのだ。

 常温販売しているお店が多いが、常温だと時間が経つとカビが生えてくる。よく見るとふわふわとしたカビがちらほら付いていることがあるので常温販売の新玉ねぎは要注意。ただ勘違いされやすいが皮が黒いものは問題ない。

ふわふわとしたカビが付いている新玉ねぎには注意が必要だが、皮の黒さは問題ない

 また葉付きのモノは葉が緑で新鮮なものを選べばいいが、葉が無い場合は頭を軽く押してみてブヨブヨしているものは避けましょう。腐っています。

 新玉ねぎは玉ねぎ同様に血液サラサラ効果や加熱調理をした場合は疲労回復効果があるため、動脈硬化や心臓病などの予防効果もあるので定期的に食べたい野菜といえる。

 ハウス栽培などの技術が進歩し、ほとんどの野菜は年中出回っているので何が旬かわかりにくくなっている。ただし、旬の野菜は不思議とその時期必要な栄養を多く含んでいるので積極的に食べたいところ。4月は春野菜を食べて健康に新生活を迎えましょう。

写真提供:青髪のテツ