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浜田雅功が絶賛したアヤパン、ダンス動画が854万回再生のユミパン、フリー転身は4人目のクジパン… 歴代10名フジテレビ「パン系女子アナ」の現在地

2022/03/17
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≪6代目/山﨑パン≫水卜麻美に通ずる親しみやすさが武器
山﨑夕貴(34歳、2010年入社)

 2018年当時、まだそこまで売れていなかった芸人・おばたのお兄さんと結婚し、格差婚と騒がれた山﨑夕貴アナ。

 山﨑アナは、ダウンタウン・松本人志さんがコメンテーターを務める『ワイドナショー』でたびたびサブMCを務めていますが、旦那が後輩芸人ということもあり松本さんからイジられるなど、覚えめでたいイメージがあります。

 そんな山﨑アナ、3月いっぱいで終了する『バイキングMORE』の後釜となるお昼の情報番組『ポップUP!』に、先輩の佐野瑞樹アナとともにMCに就任。『バイキングMORE』は坂上忍さんがMCを務め、それ以前は『森田一義アワー 笑っていいとも!』で長年タモリさんがMCを務めていたので、同局のお昼の顔に局アナが選ばれたこと自体、異例の大抜擢と言えるでしょう。

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 山﨑アナと言えば、下着のパンツを7枚しか持っていないことや、本番収録中にオナラをしたことなどをカミングアウトしており、飾らないぶっちゃけトークも人気。親しみやすさという意味では、日本テレビの大エース・水卜麻美アナに通ずる部分があるため、今後フジテレビ人気が回復するか否かは、意外と彼女の双肩にかかっているのかも。

≪7代目/ミタパン≫アイドルアナから正統派キャスターに
三田友梨佳(34歳、2011年入社)

三田友梨佳アナ(本人インスタグラムより)

 三田友梨佳アナと言えば、2012年に『恋のミタパン』という曲でCDデビューを果たしており、そのCDジャケットでセーラー服を着るなど、入社から数年はゴリゴリのアイドル女子アナ路線でした。

 ですがアシスタントやサブキャスターを務めていた『直撃LIVEグッディ!』では、地道な努力や配慮でメインキャスターの安藤優子さんから一目置かれる存在に。『Mr.サンデー』では宮根誠司さんと並んでキャスターを務めており、関西キャラの強い宮根さんにも押し負けぬ胆力を発揮。

 そして2019年からは夜のニュース番組『Live News α』の月曜~木曜のメインキャスターも務めており、いつの間にやら正統派報道キャスターの貫禄を身につけているのです。

 2020年には30代の外資系企業に勤める男性と結婚していますが、メインキャスターを務めるようになってからも電車通勤する姿が『FRIDAY』で報じられていました。有頂天にならず堅実な生き方を貫いている印象も、現在の彼女の好感度の高さに繋がっているのでしょう。