アヤパン、カトパン……初代から全員わかりますか?

“クジパン”の愛称で知られ、『めざましどようび』、『めざまし8』、『さんまのお笑い向上委員会』(フジテレビ系、表記がない番組は以下同)といった番組で活躍している、フジテレビの久慈暁子アナウンサー。

 今年4月いっぱいでフジテレビを退社することが決まっている久慈アナですが、2月26日放送の『さんまのお笑い向上委員会』にて、とある“事件”が勃発。お笑いコンビ・鬼越トマホークに「おまえが辞めてもフジテレビに1ミリもダメージねえからな!」と毒舌でイジられ、泣き出してしまったのです。

 さて、そんな久慈アナと同じく“パン”の愛称を付けられ、アイドル的な人気を博してきたフジテレビの女子アナウンサーはこれまで10人。クジパンは現時点で最新の“パン系女子アナ”であり、記念すべき10人目でもありました。

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 そこで、今回は歴代“パン系女子アナ”について振り返るとともに、彼女たちの“現在地”を紹介していきます。

 ※データは2022年3月13日現在のものです

加藤綾子アナ ©文藝春秋

≪初代/チノパン≫苗字とボトムを掛けた秀逸な愛称が誕生
千野志麻(44歳、2000年入社)

 記念すべき初代“パン系女子アナ”となったのは千野志麻アナ。

 千野アナは入社したての2000年10月から、深夜ながら自身の冠トーク番組を任されるという大抜擢をされたのですが、その番組名が『チノパン』。千野という彼女の苗字とボトムの“チノパン”を掛けた番組名が、そのまま彼女の愛称にもなったのです。

 ちなみに“パン系女子アナ”が新人にして冠トーク番組を持つというスタイルは、2代目以降にも受け継がれ、伝統となっています。

 千野アナは2005年にフジテレビを退社してフリーになり、2006年には外資系証券マンと結婚。その夫が故・福田赳夫元首相の孫ということでも話題に。2008年に双子の男児、2009年に女児を出産し、3子に恵まれています。

 しかし2013年、千野アナ自身が運転する車が男性を轢いて死亡させてしまうという痛ましい事故が起こり、以後はメディアなどに登場することはなくなりました。