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“性被害映画”榊英雄監督の「性行為強要」 女優から新たな告発

“性被害映画”榊英雄監督の「性行為強要」 女優から新たな告発

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 そんなE子さんを榊氏は「自分は男性機能が役に立たない。妻とも長い間、していないんだ」と言って抱きしめたという。

「すごく気持ち悪かったです。どうしてもされたくなくて、ちょっと努力したらそれで帰してもらえるんじゃないかと考えて彼の性器を触り、口でしました。その瞬間はそれしか方法が思いつかなかった」

 だが次の瞬間、ベッドに放り投げられた。避妊はされなかった。何度も「絶対にしません!」と拒んだが、榊氏は止まらなかった。

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「1分ほどで事が終わり、私が『コンドームしなかったですね。もうすぐ生理が始まるとは思うんですけど……』と言ったら『ちょうどよかったじゃん』と言い放ちました」

E子さんへのLINE
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 その後、E子さんは鬱症状に陥り、療養生活を余儀なくされた。

 他の3人の告発内容も、まずは渋谷の居酒屋に誘うことや、監督としての「優越的地位」を用いていることなど、共通点が多い。

 榊氏に新たな告発について取材を申し込むと代理人の弁護士から「回答を差し控えさせていただきます」との回答があった。

 3月16日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および3月17日(木)発売の「週刊文春」では、先週号で唯一「肉体関係はなかった」と反論されたA子さんの幼馴染による新たな証言、同じく先週号で「彼女の方から近づいてきた」と榊氏に言われたC子さんの実名による反論、また新たな4人の告発内容について、報じている。

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