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付き合いたての恋人同士のように…
晩御飯を済ませた小林と國光氏は、都内の幹線道路沿いを肩を並べてゆっくり歩いていく。この日は、600年に1度の“ほぼ皆既月食”が観測された夜。時折、互いの顔を見つめ合い、談笑しながら歩を進める2人の姿は、付き合いたての恋人同士のようにラブラブだった。
5キロ以上に及ぶ道のりを仲睦まじく歩き、辿り着いたのは、住宅街に佇むマンション。すでに月食は終わり、頭上では元の姿を取り戻した満月が明かりを放っていた。
晩御飯を済ませた小林と國光氏は、都内の幹線道路沿いを肩を並べてゆっくり歩いていく。この日は、600年に1度の“ほぼ皆既月食”が観測された夜。時折、互いの顔を見つめ合い、談笑しながら歩を進める2人の姿は、付き合いたての恋人同士のようにラブラブだった。
5キロ以上に及ぶ道のりを仲睦まじく歩き、辿り着いたのは、住宅街に佇むマンション。すでに月食は終わり、頭上では元の姿を取り戻した満月が明かりを放っていた。