伊達勝身 岩手・岩泉町長
「幻覚幻聴があり、助けてくれという声が聞こえたので部屋に行ってハグした」
朝日新聞デジタル 12 月6日
岩手日報社は6日、同紙の女性記者が岩手県岩泉町の伊達勝身町長からわいせつ行為を受けたと発表した。今年10月中旬の早朝、伊達氏がホテルに滞在していた女性記者の部屋を訪ね、無理やり抱きついて複数回キスをしたという。
6日、釈明会見を行った伊達氏は、抱きついたことは認めているが、わいせつ目的ではなかったと主張。キスしたことについては「認識がございません」とかわした。朝、ホテルにいた女性記者を訪ねたのは、朝、自宅でひげを剃っているときに突然「助けて」という“幻聴”が聞こえてきたからだと釈明した。
現在5期目の伊達氏は、町内で関連死を含めて23人が犠牲になった昨年8月の台風10号の豪雨で災害対応の指揮を執り、今年10月に心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症して入院。今月5日に職務復帰している。PTSDは大変だったと思うが、わいせつ行為の理由にされてはたまらない。
◆
高円宮妃久子さま
「ピッチ上のフェアプレーが大事ですが、サポーターの皆様のフェアプレーも大事です。ヘイトスピーチは百害あって一利なし」
BuzzFeed NEWS 12月6日
5日、皇族の高円宮妃久子さまが、Jリーグの年間表彰式「Jリーグアウォーズ」に出席。「フェアプレー賞(高円宮杯)」授与のスピーチでは、ヘイトスピーチの撲滅を訴えて大きな拍手を浴びた。
高円宮妃は続けて、「サポーターの皆様にも、子どもたちが模範にできるような態度を見せることが日本では当たり前、という文化を作っていただければと思います」「一人ひとりが心に思っているということが、ふとしたところで表に出てしまいますので、日頃からヘイトというのはない状態に私どもでしてまいりましょう」と語った。
ヘイトスピーチを平然と繰り返す政治家や支持者たちは、高円宮妃の言葉をどのように聞いているのだろうか?