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中国人民解放軍は何を考えているのか?

 現在のウクライナにおいて見られるサイバー攻撃、インターネットを通じた偽情報の流布などの「ハイブリッド戦」は現代戦の「定石」だと北村氏は指摘する。かかる状況を踏まえて、最後に経済安全保障、基幹インフラの防護が必要だと提言している。

北村滋氏

〈我々は中国の軍艦が台湾を1周したとか、中台の中間線を何度も越えたといった軍事的な事象に目が行きがちだ。しかし、中国人民解放軍のマインドセットは、純軍事的な手段が最初にあるのではない。正にこうした組み合わせ戦法、すなわち、国家が保有するあらゆるステイトクラフトやプロキシーを動員することで相手方を弱体化させることを考えている。かかる戦術が実際に想定されている以上、我々は、それに応じた備えをしなければならない〉

 4月8日発売の月刊「文藝春秋」では北村氏の論考を15ページにわたって掲載する。ロシア、北朝鮮、中国によって緊張を増す日本の安全保障環境を踏まえて、国家安全保障戦略を提言している。

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