かつては「ヤンキー」の代名詞だったシャコタンも、彼女たちにかかれば立派なオシャレのアイテムに。ド派手なスタイルの車を操り、ひときわ輝く彼女たちのクルマ愛に迫る!(全4回の3回目/続きを読む)

プレジデントを“イベント仕様”で楽しむ高級クラブのママ

 プレジデントを買ったのは6年前ですね。それまでは特に車にこだわりもなかったんですけど、たまたま仲のいい車屋さんに置いてあるのを見て「カッコいいなぁ」って。それからすぐ、遊びの車として買ってみようと決めました。

愛車・プレジデントの後席に座る寺田友梨さん

 プレジデントを買ってから、友達に「イベント行ってみたら?」と誘われるようになって、実際に行ってみたら会場の雰囲気に惹かれて……。自分もイベントに出て、この車でいい賞をもらいたいなと思って改造していくうちに、いつの間にかこんな感じになりましたね。

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 これまでの改造費は、そうやね、もう4桁を超えていますね。やっぱり、内外装もずっとこの形じゃないので。毎年イベントに合わせていろいろと仕様を変えているので、その度にかかっている感じです。

ワイドフェンダーにより圧倒的な車高の低さを実現

 今の仕様で一番気に入っているところは……。色々ありますけど、そうやね、やっぱり車高ですかね。フェンダーをかなり切り上げたり、エアサスを入れたりして頑張って落としているので、プレジデントの中ではまぁまぁ、そこそこ低い方かなって。

 あとはキャンバーも角度をつけているので、タイヤはしょっちゅう替えています。オイルより早いペースで交換してますね。

ゴミを投げつけられることも…

 でもやっぱり、かなり派手な車なので、身近な人からは「理解できない」みたいによく言われます。京都の祇園でImperialっていうクラブをやっているんですけど、車を見たお客さんからは「ヤンキーなんやなぁ」って。そのたび「違うよ」って言っています。

妖しい夜の雰囲気を演出するプレジデントの後席

 こういう車に乗っていると、そうやね、色々モノ投げられたりすることもあるんですよね。それも別に怖い人じゃなくて、全然普通の人にゴミとか空き缶とか、投げられたりするんですよ。私はほんとに、普通に乗っているだけなんですけど……。

威圧感満点のリアビュー

 そういうのもあって、普段のお出かけには使っていません。イベント専用みたいな感じです。いつもはレクサスのLSで、やっぱり比べると快適です。でも、イベントにあわせて車を弄るのは、楽しいですし、やめられませんね。

※車両は、イベント出展時の状態であり、公道走行時とは異なる箇所があります

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。