新潟県上越市の公園に、花見客が思わず写真を撮ってしまうほどかわいらしいネコがいた。
そのネコの正体は、一体…?
桜満開の公園にできた人だかり 突如現れた“アイドルネコ”
桜の満開が発表された、4月10日の上越市・高田城址公園。
大勢の花見客が訪れる中、公園の一角には何やら人だかりができていた。
近づいてみると、そこにいたのは、じっとポージングをとる何とも愛らしいキジトラのネコ。
花見客:
かわいい、フカフカ
花見客:
こんなに大人しいネコはなかなかいない。めっちゃかわいい
ネコは、花見客から注目されてもお利口に座っている。公園に姿を見せ始めたのは4月9日だという。
ネコの正体は… SNSには全国から投稿された写真も
Q.どうして高田城址公園に
ネコ:…。
ネコの隣に座っている男性に話を聞いてみると…
Q.こちらのネコの正体は
男性:私の相棒というか、旅の付き添いをやってもらっている
こう話すのは、ネコの飼い主で津南町に住む高橋寿光さんだ。
ネコの飼い主 高橋寿光さん:
検索すると、写真がいっぱい出てくる
人気ネコの正体は「旅ネコ さくら」。メスで、生後5カ月の時に高橋さんの自宅に来た。現在8歳で、2014年から旅を始めた。
たくさんの人になでられても、お利口にじっとしていられるのは訓練などではなく、さくらの性格からなのだそう。
SNSで「旅ネコ さくら」と検索すると、全国の観光地にいるさくらの写真が投稿されていた。
旅ネコ さくらの飼い主 高橋寿光さん:
観光地や行った先で、皆さんが写真をSNSに載せてくれている。私は載せていないんですけど、旅先で撮った方が載せてくれているので、けっこう投稿が増えてきた
高橋さんとさくらは、北は青森県の龍飛崎から南は三重県の伊勢神宮まで、全国各地を旅してきた。
コロナ禍で行き先限られるも… 旅を続ける理由は
高橋さんがさくらと旅をしているのには、こんなワケがあった。
旅ネコ さくらの飼い主 高橋寿光さん:
もともと母親が旅好きで、休みのたびに私と旅に出ていたんですけど、亡くなってしまった。1人で行くのも嫌だし、友達を誘うのも面倒くさいというときに、さくらが隣にいたので付き合ってもらっている
新型コロナウイルス禍の今は、県内や隣県で旅をしている。
旅ネコ さくらの飼い主 高橋寿光さん:
ぜひ見かけたら触りに、写真を撮りに来てください。そしてTwitterに載せてください
(NST新潟総合テレビ)