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小池の運命を変えた「高1水着写真」
ただ、その後も小池は高校に通いつつ演技の勉強を続けたが、次の仕事がなかなか決まらない。A氏が気にかけると、小池は明るくこう話したという。
「大丈夫です、全然焦ってないですよ、私。学校のダンス部も楽しいし」
その一方、前後してA氏は、当時のグラビアバブルに乗っかって名前を売ろうと、ちゃっかり小池の水着撮影を済ませていた。96年暮れ、無名ながら小池のグラビア写真が「週刊プレイボーイ」に掲載される。
しかし、小池が高校2年になった頃、事務所が立ち行かなくなって閉鎖に。その後、元スタッフが「週プレ」写真をイエローキャブに持ち込むと、野田氏の食指が動いた。かくして小池の本格グラドルデビューに繋がっていくのである。
芸能界を離れているA氏は、最後にこう語る。
「あれから紆余曲折はあったと思いますが、初志はブレていませんよね。彼女が女優として活躍する姿を見ていて、嬉しい限りです」
“アマ”時代から将軍の風格があったようだ。