松岡は“扱いづらいキャラ”?
「このときは他に宮﨑、多部の事務所の看板女優2人も移った。松岡はマネージャーに長時間叱責されたことで事務所に不信感を持ち、移籍を希望したと『女性自身』(18年5月29日号)に報じられました」(前出・芸能記者)
一方、松岡自身も業界内では“扱いづらいキャラ”との評判があるという。
「彼女はこだわりが強く、ドラマの撮影現場で、内容に納得できないと、『これはどうなんですか』と監督やスタッフと議論するので、現場が止まってしまう。良い意味ではストイックなんですが、あまりのマイペースぶりに、共演者の中には、もう一緒にやりたくないと言う人もいます」(芸能プロ関係者)
4年前にグループ内で別の事務所に移籍し、さらにグループ内の別事務所に移った松岡。この移籍を「事務所内独立のようなものでは」と芸能関係者は語る。
「最近は米倉涼子をはじめ、佐藤健や上野樹里、桐谷美玲など人気俳優の独立が相次いでいます。所属タレントを家族のように保護する反面、事務所の受けてほしい仕事もやらせる、というのが旧来のプロダクションのやり方。今は、事務所は仕事を持ってくるだけで、受けるかどうかの判断は本人が行うアメリカのエージェント制のようなスタイルが日本でも広まりつつあります。ヒラタフィルムに所属する俳優は松岡だけで、他は映画監督や写真家のクリエイターばかり。今後、松岡は以前よりも自由にやっていくのでしょう」(同前)
「会長が高齢になり、何かあるといけないので」
ヒラタオフィスの社長で、ヒラタフィルム取締役の松本治朗氏に聞いた。
――松岡さんの移籍は事務所内独立と言われているが。
「そういうことでは全然ないです。もともとうちの会長がフィルムの社長をやっていたんですが、高齢になり、何かあるといけないので、(社長を交代し)タレントを分散させたのです」
――インターナショナルのままでは問題があった?
「別にそれはどうこうということではないんですけど。みんなそれぞれ(タレントを)持っている範囲で(会社を)分けているので」
フィルム女優として、さらに脂が乗っていくか。