いよいよ交流戦やねぇ。2021年の交流戦、ディフェンディングチャンピオンはオリックス。

 振り返れば……去年は借金4で交流戦に入ったオリックスバファローズ。今季はコロナで主力が抜けた4月、5月……それでも昨シーズンと同じような成績で来とる。何とか粘っとる。オリ党のみなさん、あるかも知れませんで連覇。

 先日、星野伸之さん、小川博文さんと野球中継でご一緒させて頂いた際、ちょうどマッカーシーが一軍に上がってきたことを入り口に、オンエア前に歴代の外国人選手の話題でめちゃ盛り上がりました。

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「バルディリスはほんまよう練習する奴やった」という小川さんの意見や「ニール、DJは勝負強かったよ」と星野のぶさんが語る思い出を聞かせて頂いていて、「これはオモロイ!!」ファンの皆さんに“愛したオリックス(阪急・近鉄も含む)歴代外国人は誰か?”を聞いてみようと思いました!

出るわ出るわの助っ人外国人エピソード

 ということで、僕のSNSを中心に約1000人のオリックスファンの皆さんに聞いてみました。面白かった……皆さん、思い出だらけやった。でも、意外と票が割れすぎて集計に3日間もかかった……夜な夜な地道な作業が続いた……得票計算てこんな大変なんや……でも皆さんの熱意のお陰で心折れることなく発表に辿り着きました!

 実際、1票~10票くらいまでの選手がホンマに多かったんです。昔から阪急、近鉄、オリックスを観てはる方はホンマに凄い。

「2試合連続3本塁打という世界記録を作ったカリーム・ガルシアはインパクト大!」というファンの方。ガルシアは2005年から2年間オリックスに在籍していましたね。

「マニアックですけれど、日米初打席本塁打を史上初めてマークしたナナリーは実は天然で好きでした!」という方も。ジョナサン・ナナリーは2000年の一年間だけオリックスでプレー。ガルシアもナナリーも確かにオリでは史上まれにみる記録を残してくれはった。

「近鉄時代のクラレンス・ジョーンズのガタイのデカさはビビりました!」というご連絡も。70年代に南海、近鉄に在籍したジョーンズはいま御年80歳。当時190センチ近い身長と100キロ程の体格で日本球界で250本近い本塁打をかっ飛ばしました。僕の生まれる前……勉強になりました(笑)。

「阪急を初めて日本一にした時の外国人、マルカーノを忘れてはなりません!」というオールドファンの方も。1975年から阪急でプレーして福本豊さんらとブレーブス黄金時代を作った元祖助っ人かも知れませんね。

「ホーム踏み忘れの架空のホームランもあったし、NPB通算10万号本塁打もあったマレーロは好きやった!」というコメントも。ありましたね……マレーロの中日戦でのホーム踏み忘れ笑。2017年の出来事やった……「踏み忘れTシャツ」が出たの皆さんは覚えてます? 色んな意味で印象に残る外国人でした。

「好調時はあのスライダーは全く打たれる気がしなかった。具台晟、大好き!」というファンも。あー確かに、確かに。あのサウスポーから繰り出される変化球はえげつなかった。2001年から4年間ブルーウェーブで110試合登板。実は「ブルーウェーブというチーム名で最後の勝利投手」になったのが具台晟さんでした(涙)。

 あとはもう挙げればきりがない程、出るわ出るわの助っ人外国人エピソード。「バルボンの通訳さんが最高だった!」「オリックスブレーブス時代のトッド・ブラウンはホンマに応援していた!」「阪急はスペンサーでしょ!」「フィガロも捨てがたい!」「トーベもいたやろ!」「イタリア人のマエストリ!」とか(笑)。40選手を超える外国人選手の名前が上がり票が割れまくりました(笑)。熱い投票、ホンマに有難うございました。