昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2022/05/12

相談しやすい薬剤師を見つけてほしい

――薬局のアンケートには、今飲んでいる薬を書く欄もありますが、以前飲んでいた薬などもお話ししたほうがいいというのは、マンガではじめて知りました。

三浦 今飲んでいる薬は飲み合わせを確認するために必要ですが、場合によっては以前飲んでいた薬を知ることも重要だったりします。おくすり手帳があると本当に助かりますね。

 薬剤師はみな、患者さんが自分らしく健康に生きていけるサポートをしたいと思っているので、少しでも気になることがあれば、遠慮なく何でも聞いてください。ゆっくりお話しできそうな、相性が良い薬局や薬剤師をぜひ見つけてほしいです。

――第2巻の第10話では、ドラッグストアでロキソニンを買えなかった男性が、葛󠄀の調剤薬局で市販のロキソニンSを購入しています。処方箋がなくても調剤薬局に相談に行っていいというのも、『処方箋のアリア』ではじめて知りました。

三浦 みなさん、処方箋がないと調剤薬局に行ってはいけないと思っているみたいですが、そんなことないんですよ。調剤薬局にも市販薬は置いてありますし、いろいろ相談できるので、ぜひ調剤薬局で相談しやすい薬剤師を見つけて、話しかけてみてください。ほしいお薬をそのままお出しできる場合もありますし、その症状ならこちらの薬が良いのでは、とアドバイスできる場合もあります。本当に、もっと気軽に薬剤師を頼ってほしいです。

――外の薬局に行かずにお薬がもらえる病院もありますよね。

三浦 院内でお薬を出しているところでも、患者が希望すれば院外処方箋を出してくれるはずですから、気になる方は聞いてみるとよいと思います。病院によっては、薬の処方に癖がある場合もあるので、外部の薬剤師がダブルチェックするシステムは、私はいいと思います。二度手間になってしまうので、患者さんには申し訳ないですが……。

これからの『処方箋上のアリア』

――5月12日にはコミックスの第4巻が発売になります。読みどころを教えてください。亜理亜薬局の名前の由来や、『処方箋上のアリア』のタイトルとの関連性も、少しずつ明らかになりますか?

三浦 はい、徐々に明らかにしていく予定です。加えて第4巻では、葛󠄀の病院勤務時代の話や、愛莉の過去なども描いています。もちろん、知っていると便利な薬や薬局のこと、今日すぐ使える薬の知識なども描いているので、便利に使っていただけたら嬉しいです。

 今後はダイエットやサプリメントなど、薬以外のテーマも時々描いていきたいと思っています。編集部宛に「こんなテーマが読みたい」とリクエストいただければバンバン描きますので、ぜひお手紙もお送りください!

処方箋上のアリア (4)

三浦 えりか

小学館

2022年5月12日 発売

この記事の写真(2枚)

ツイッターをフォローして最新記事をいち早く読もう

文春オンラインをフォロー
z