〈あらすじ〉
2022年、12歳のアダム・リード（ウォーカー・スコーベル）は、一昨年に物理学者の父ルイス（マーク・ラファロ）を事故で亡くし、母（ジェニファー・ガーナー）と二人で暮らしていた。ある日アダムは、時間旅行が可能になった未来からやってきた、40歳の自分（ライアン・レイノルズ）と出会う。戦闘機のパイロットになったアダムは、18年にタイムトラベルして消息を絶った妻のローラ（ゾーイ・サルダナ）を救出するために、同年への移動を試みた。しかしマヤ（キャサリン・キーナー）に妨害されて失敗し、22年に不時着したのだ。マヤは時間旅行を悪用して歴史を変え、世界を支配していた。二人のアダムは時間旅行の発明をなかったことにするために、鍵となる18年へ向かう。
〈解説〉
Netflixオリジナル映画。時空を超えて出会った大人と少年のアダムが、世界を救うために奮闘するSFアクション。監督は『フリー・ガイ』のショーン・レビ。106分。
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中野翠（コラムニスト）
★★★☆☆タイムスリップで少年時代の自分と出会うという奇想の設定だが、どうしても父と子に見えてしまう。もう一工夫ほしい。
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芝山幹郎（翻訳家）
★★★☆☆『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の焼き直しというより80年代家族ドラマの変種。騙しの技をもう少し練ってほしい。
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斎藤綾子（作家）
★★★☆☆R・レイノルズの子供時代の映像を子役に使えたら、もっと面白かったろうに。宇宙船内のメタリックな光景は魅力的。
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森直人（映画評論家）
★★★☆☆設計は多少ユルいが、80sスピルバーグ・プロデュース作品群の温度感を再現した様な楽しさ。程良い「泣き」も効いている。
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洞口依子（女優）
★★☆☆☆小さな画面で見る為の大掛かりな仕掛け。Netflixのアルゴリズムの限界か。でもこれを面白がるのが今風なのかも。
- もう最高！ぜひ観て!!★★★★★
- 一食ぬいても、ぜひ！★★★★☆
- 料金の価値は、あり。★★★☆☆
- 暇だったら……。★★☆☆☆
- 損するゾ、きっと。★☆☆☆☆
『アダム＆アダム』（米）
https://www.netflix.com/jp/title/81309354
