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“しみ”は美容医療でどう治す? ドクターによるわかりやすい“しみ治療”解説〈気になる予算も掲載〉

『予約の取れない神ドクターが指南! はじめましての美容医療』より #1

note

 肌の悩みや美容に特化した治療を行う「美容医療」。なんとなく敷居が高いように感じるかもしれませんが、医療機器が急速に進化したことで料金設定が下がってきており、少し手を伸ばせば誰でもトライできるものになりつつあります。

 ここでは、ドクターによる美容医療初心者向けの解説をまとめた『予約の取れない神ドクターが指南! はじめましての美容医療』より一部を抜粋。悩みを抱える人の多い「しみ」の治療について紹介します。(全2回の1回目/後編を読む

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知らないうちに増えていく! 美容の大敵「しみ」

 しみは生まれつきあるものではなく、紫外線や刺激などによりメラニンが増えて肌に溜まった状態。いわばメラニンが排出されずにお肌の中で“便秘”になっているようなもの。

 しみは大きく分けると3つに分類され、治療の仕方もそれぞれ違ってきます。受診される方の多くは2 ~ 3種類のしみが複雑に入り乱れていることがほとんどです。それぞれのしみの種類や状態に合わせたクリニックでの施術と内服、ホームケアの3方向で肌の便秘を排出していきましょう。

「THE ONE.」に在籍するドクターの上原恵里さんと、3種類のしみの解説

 目診だけでなく肌診断器「Neo Voir」で肌状態を数値化し経過観察しながら治療を進めていくことも的確な一手に繋がります。

「THE ONE.」

積み上げた確かな技術と実績で、信頼を得ている院長上原先生をはじめとする専門医が在籍、美容皮膚科~ 美容外科まで最新の治療が受けられる頼れるクリニック。正しいホームケアと美容医療の情報を発信しているSNSも大人気。

紫外線や加齢によって増えていく「しみ」(くっきりじみ&モヤモヤじみ)はどう治す?

 IPLやレーザー照射、ホームケアと内服、3 軸のケアが有効!

 紫外線が当たりやすい部分にできることが多い「しみ」。色は茶色で形や大きさは人により大小です。代表的なものが老人性色素斑とも呼ばれ、加齢にともなう肌の代謝機能の低下や紫外線によるダメージなどで徐々に増えていきます。

 治療法は人それぞれですが、まず毎日の美白内服とともに、光治療のIPLやレーザー照射といったクリニック施術で大きく目立つしみから治療すると一気に「取れた感」を実感できてモチベーションアップに。

 同時に大切なのはホームケア。基本的には、ターンオーバーの乱れに着目した成分ビタミンA、ハイドロキノンなどのメラニンをブロックする効果が期待できる美白剤で改善していきましょう。