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“しみ”は美容医療でどう治す? ドクターによるわかりやすい“しみ治療”解説〈気になる予算も掲載〉

『予約の取れない神ドクターが指南! はじめましての美容医療』より #1

note

しみの治療法 その②

ピコトーニングやリバースピールを使ったしみの治療法

■ピコトーニング

「ピコ秒」という細かいパルスで照射できるため、刺激が少なく肝ぱんにもあてられるレーザー。

■リバースピール

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 マッサージピール→ 高濃度乳酸ピーリング→混合ピーリング剤を順番に塗布し色素沈着を改善。

■内服薬

 炎症を抑えるトラネキサム酸、メラニンを抑えるシナール、ハイチオールなどの肝ぱんに配慮した処方薬を内服。

ピコトーニングとルビーフラクショナルを1回ずつ行った場合の予算や効果

【内服で炎症を抑えつつ、ピコトーニングで優しく分解】

 内服薬を1日3回服用しながら内側から炎症を抑え、並行してクリニックではピコトーニングを全顔にあててメラニン色素を少しずつ分解していきます。ピコ秒という短いパルスで照射し、刺激は弱く線香花火のようなパチパチと弾かれているような感覚で、慣れれば痛みも少ないという方がほとんど。

 照射時間は全顔15分ほどでダウンタイムも少なく、照射後すぐにメイクも可能です。状態に合わせて月に1回、5 ~ 10回くらいが目安。この治療で効果を感じない場合はリバースピールも検討しましょう。