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母からの電話で頭が真っ白に…

加島 稽古終わりや本番終わりなどに誘っていただいていました。テレビで見ている志村さんからは想像つかないくらい寡黙で真面目でシャイな方で、食事の場所でも食事を楽しみながら、いつもお仕事の話をされていました。

 

 最近のバラエティやドラマの話をずっとしていました。「これ舞台で使えるかな?」とか、「若い子ってどんなことに興味あるの?」って全て仕事に関わる会話で。オフの時でも常に仕事のことを考えているんだなって本当に感銘を受けました。

――2020年に志村さんが亡くなられた時はいかがでしたか。

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加島 その時、私は疲れて寝てたんです。母親から電話がかかってきて、「今すぐニュース見て」って。そしたら志村さんが亡くなったって報道されていて。頭の中が真っ白になりました。コロナに感染した時に、「大丈夫ですか?」ってメッセージを送ろうと思ったんですが、こんな時に大変だから復活してからメッセージしようと思って何も連絡しなかったんです。

 だからすごく驚きました。すぐに復活して帰ってくるでしょって思い込んでいたので。友達とか両親が志村さんのことでメッセージを送ってくるんですけど、10日くらい何も考えられなかったですね。自分にとって、志村さんの存在はとても大きかったので。

――「腰元ガールズ」での活動が加島さんの今を作り上げていたんですね。志村さんとの共演や元ナンバー1ホスト城咲さんとの結婚、家業の修行など多くの経験をした加島さんから最後に読者にメッセージをお願いします。

加島 SNSで私たちの投稿に対して、いつも暖かいメッセージを本当にありがとうございます。何でも書けるSNSでこの夫婦を見ていると「ほっこりする」と言ってくれる方の優しさにいつも元気をもらっています。

 彼がいつも言っている「同じ空の下で」という言葉の通り、応援してくださる皆様と一緒に日々を楽しく生きられていると実感しています。2022年も夫婦共に頑張っていきますのでよろしくお願いします!

その他の写真はこちらよりぜひご覧ください。