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フジテレビ「めちゃイケ」“パクリ問題”に加藤浩次が「衝撃の一言」

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「これは組織の問題で、田中さんや現場のスタッフに罪はなく…」

 別のスタッフが証言する。

「実際には、戸渡氏は片岡氏や岡村らに伝えていなかった。仁義を切らず、番組を強引に始めたのです」

 片岡氏に取材を申し込むと、「もう会社を辞めてしまった身ですので」とした上で、主に次のように答えた。

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「クリエイターなら誰しも若い時期には何かの模倣から独創を生むために足掻く時間があって、そこから先はそれぞれの志次第で変わっていくもの。これは組織の問題で、頑張っていた田中さんや現場のスタッフに罪はなく……でもフジテレビの中には今回のことをいつか笑いにして回収できる若手ディレクターも育っているはずです」

「週刊文春」が入手した番組の企画書

「それはあり得ないでしょ?」と加藤

 では、めちゃイケのレギュラーだった加藤はどう感じたのか。冒頭の言葉に続けて、こう語るのだった。

「全く一緒というのは、あり得ないと思う。それはあり得ないでしょ?というのが僕の正直な感想です。全く構造も一緒。岡村も知らなかったの!?ってめちゃめちゃビックリしている」

――フジ側から説明は?

「全くないですね。僕が知らないだけでクリアになっていれば良いんだけど。心情的にはそんなのアリなんだって感覚はあります。ナインティナインが知らないのは、疑問として残るのでそこは説明して欲しいというのはありますね」

 フジに事実関係の確認を求めると、個別の質問には答えず、こう回答した。

「弊社は社の方針として出演者、クリエイターを尊重しながら番組を制作することが最も大事なことの1つであると掲げており、社内でもその方針は十分に周知されています」

 ほんとう?

フジテレビ「めちゃイケ」“パクリ問題”に加藤浩次が「衝撃の一言」

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