「そんな回答で恥ずかしくないんですか」
読売「北海道ローカルで使われているようだが、全国中継でも使っているのか」
NHK「そこは放送を確認して下さい」
毎日「それぐらいは説明して下さいよ! どこで放送しているかくらいは説明責任あるでしょ。それすらしないなんて、拳を振り上げたくなりますよ!」
NHK「持ち帰ります」
毎日「いや、今でしょ!」
NHK「いえ、重要な話なので持ち帰って回答します」
NHKの答弁に呆れた記者からは、こんな嘆き節も。
毎日「そんな回答で恥ずかしくないんですか。デスクの方は私たちよりも取材経験があるし、政治家の追及もしてきたんでしょう?」
NHK「すいません……」
結局、この総会以降もNHKは説明を拒み続けたため、27日、前代未聞の“記者クラブ除名”が決定。処分理由には「幹事社業務を怠り、遺族と報道機関との信頼関係を損ねた」「説明責任を尽くさず、クラブの品位を傷つけた」とある。
「これにより、NHKは兵庫県警で開かれる会見やレクに参加できなくなりました」(前出・社会部記者)
資料を提供されたNHK記者に聞くと…
資料を提供されたNHK記者を電話で直撃した。
――兵庫県警の記者クラブからNHKが除名された。
「僕、全然存じ上げなくて」
――遺族の方から「クラブで共有してほしい」と言われたのに共有しなかった?
「そもそも『こういう話があるので各社さんで回してください』という形で提供されたものではないので。これ以上は個別の話になるので広報を通して下さい」
NHK広報局に問うと、
「取材・制作の過程や記者クラブでのやりとりについてのお答えは控えます」
これでは皆様ならぬ“オレ様”のNHKだ。