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〈クローズアップ現代で特集〉榊英雄監督の盟友、木下ほうかの「性加害」を2人の女優が告発する

〈クローズアップ現代で特集〉榊英雄監督の盟友、木下ほうかの「性加害」を2人の女優が告発する

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 NHKの朝ドラ「なつぞら」(2019年)や大河ドラマ「麒麟が来る」(2020年)にも出演し、4月5日から放送開始のNHKの連続ドラマ「正直不動産」では主演の山下智久の上司役を務める名脇役だ。

木下が出演するNHKドラマ「正直不動産」(NHKのHPより)

 実は木下と榊氏の関係は極めて深い。榊監督作品に木下は7作出演しており、映画やドラマでの俳優同士としての共演は12作にも及ぶ。

「プライベートでも親交がある盟友です。木下のブログには榊の娘を抱く様子や〈榊の指導演出は的確で厳しく、好感が持てた!〉と称賛する記述もある。木下は“榊組”の一員なんです」(映画関係者)

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映画「蜜月」での榊氏(同作HPより)

演技指導の名目で木下の自宅に呼び出され…

 今回、詳細な証言と共に「性被害」を告発したH子さん、I子さんという2人の女優は、いずれも木下から性行為を求められ、応じざるを得なかったと語った。

 H子さんは演技指導の名目で木下の自宅に呼び出された。最初は2人で台本読みをしていたが、「なんでできへんねん」と木下に叱られるうち、H子さんは悔しくて泣き出してしまったという。すると、木下は一転、慰めるような優しい声音で「もういいから。こっち来いや」と寝室に連れていった。そこで木下は自分のパンツを下ろすと、H子さんの顔先に性器を突き出した。

「なし崩し的に口での行為を迫られました。抵抗したらもっと酷いことをされるかもしれない。要求に応えて済ませた方が安全だと思ってしまった。『早くこの時間が終われ』と頭の中で繰り返していました」(H子さん)