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 2000年代は乱交パーティーにとって“黄金期”だったというが、さらに以前から数十年にわたってパーティーを主催する“猛者”もいるようだ。

「今パーティーを主催している人のなかには、60代で“乱交歴40年以上”というような人もいます。その年だとさすがにセックスには参加しないのですが、他の人がヤるのを見たり、お酒を飲んだりして楽しそうにしています。青春時代を共に過ごした乱交仲間たちとの“同窓会”という感覚なんでしょうね」(同前)

写真はイメージです ©iStock.com

 参加者の中にはアングラな世界の人々が多いかと思いきや、いわゆる“立派”な職業の人も多くいたという。

「客同士で個人情報を詮索するのはあまり好かれませんが、医者や一部上場企業の役員など収入に恵まれた固い職業の男性もかなりいましたね。会場として参加者が住んでいるタワマンのパーティールームや、会社員が自分の会社の保養所を借りることもありました。場所の最大の条件は、今回の事件現場のように木などで敷地内が見えづらかったり音が漏れにくいこと。プライベートで旅行に行って『ここ使えそうだな』とつい思ってしまうのは経験者あるあるだと思います(笑)」(同前)

乱交サークルの120人が集まった浜名湖畔の貸別荘。隣家が遠く林で視線も遮ることができる立地

「全員、内偵の警察官だよ」

 ただ、こうした“趣味”のサークルが近年減少する潮目となったのが、摘発の活発化だ。

「2010年頃から警察の摘発が活発化してきて、主催者も参加者の面談をするなど警戒はしていました。私も参加していたパーティーで乱交中の夜12時すぎにフロントから電話が来て、『規約違反だ』とホテルを追い出されたことがあります。あとは温泉パーティーの数日後に主催者が捕まり、警察に呼ばれて事情聴取されたこともありました。男性客のなかに警察官が紛れ込んでいたようで、5人くらい男性の写真を見せられて『3人ぐらい話したことがある』というと、『全員、内偵の警察官だよ』と。確かに乱交には加わらずにプレイを見ていただけの客でしたが、こっそり証拠写真まで抑えられていたとはと驚きました」(同前)

 サークルが摘発されるきっかけのほとんどは警察への通報だという。客同士の嫉妬といった感情のもつれや、サークル間での客の引き抜きが原因で匿名告発に至るケースが多いという。