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同棲相手と血まみれになる大ゲンカも…鈴木紗理奈44歳が“血の気が多い女”から“女優”に変身するまで

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「ナンバMG5」(フジ系)で、間宮祥太朗の母親を演じている鈴木紗理奈(44)。

「ヤンキー物とホームドラマをブレンドした連ドラ。視聴率は5%前後だが、元レディース総長という過去を持つ鈴木は父親役・宇梶剛士との“元ヤン夫婦”がハマっている」(放送記者)

 大阪で土木会社を経営する両親の元に生まれた鈴木は、夜遊び三昧のヤンキー少女。怒った父親が部屋のドアに釘を打ち付け、鈴木を閉じ込めたこともあった。成績も不良だが英語だけは得意。自宅にホームステイしていたオーストラリア男子に恋していたからだ。

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趣味は馬術。昨年、技能検定3級に合格

 生来の目立ちたがりで、中3の時、全日本国民的美少女コンテストに応募。グランプリは佐藤藍子で審査員特別賞が米倉涼子。鈴木は演技部門賞を受賞した。

「上京し4人組の『美SHOW女』を結成、深夜番組のレギュラーになったが、番組はワンクールで終了。グループも解散し、鈴木は事務所を辞め、大阪に戻った」(芸能デスク)

 だが94年、梅田でスカウトされ“再デビュー”。

「鈴木は『事務所を10年、食べさせる』と大見得を切ったという。“国民的美少女”から解き放たれ、大阪弁でまくし立てるスタイルで人気者に。95年にフジテレビの『めちゃ×2モテたいッ!』レギュラーにも抜擢された」(同前)