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セクハラ、パパ活、性交動画…岸田政権「ハレンチ疑惑」報道をめぐり、ブレすぎるにもほどがある“野党の追及”

2022/06/21

 日刊ゲンダイの一面のド派手さにはいつもやられます。使う言葉に目が奪われる。

「赤っ恥」「笑止千万」「デタラメ」「大マスコミ」「ペテン」……。

 なんとまぁ強烈なことでしょう。まさに『ゲンダイ用語の基礎知識』です。さて最近また素敵なゲンダイ用語が炸裂しているのです。こちらです。

『この国のハレンチ政治とハレンチ議長』(日刊ゲンダイ6月10日)

 ハレンチ! ハレンチ! 2度炸裂してます。

細田博之 ©AFLO

産経新聞にも「ハレンチ」が…

 これはセクハラ報道のあった細田博之衆院議長について言っている。それにしてもゲンダイ用語だなぁと思っていたら、なんと「ハレンチ」が他媒体でも同時多発で使われ始めたのである。

『自民・吉川氏にハレンチ疑惑』(産経ニュース6月9日)

 ハレンチきた!

《自民党の吉川赳衆院議員(40)は9日、『NEWSポストセブン』に18歳の女子大生に飲酒させた上、高級ホテルでともに過ごし、現金4万円を支払ったなどと報じられた。吉川氏は当選3回で、岸田文雄首相率いる岸田派(宏池会)に所属しており、参院選を前に首相への打撃となりそうだ。》

 産経も思わず使ったハレンチ。これだけではありません。6月16日発売の週刊文春は、

『岸田ハレンチ政権「裏の顔」を撃つ』

 文春もハレンチ! ゲンダイ、産経、文春のハレンチそろい踏み。しかも文春のハレンチは多岐にわたっていた。「公明エリート候補は性交動画を違法公開」を筆頭に、細田議長、吉川議員、日銀の黒田発言などなどたくさん。岸田インフレならぬハレンチインフレだ。

 興味深いのは、政権や自民党内の対応である。