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「美人店員がいる!」吉本芸人を騒がせた松本若菜38歳が注目される理由

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 土屋太鳳主演の連ドラ「やんごとなき一族」(フジ)。視聴率は5~6%と今ひとつだが、石橋凌、倍賞美津子ら豪華脇役陣の中で注目を集めたのがを集めたのが松本若菜(38)。

「気の弱い夫(尾上松也)が弟(松下洸平)に家の跡継ぎの座を奪われそうになり、弟の嫁(土屋)に意地悪を働き、不気味な笑いをもらす。悩める土屋に『♪右手はパーで 左手もパーで 板挟み 板挟み』とミュージカルのように替え歌を歌い、嫌味を言うさまなどが“松本劇場”と呼ばれる人気場面に」(放送記者)

映画初主演は09年の「腐女子彼女。」だった

 松本は鳥取県米子市の出身。高1の時、仕事で鳥取に来ていた奈美悦子と、奈美の所属事務所(当時)社長にスカウトされたが応じず、卒業後は地元で化粧品関係の仕事に就いた。

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 だが2006年、22歳のとき、本人が翌年語ったところでは「胸のうちでフツフツと沸き上がるものがあり」、スカウトされた事務所に連絡を取り上京。女優への道を踏み出した。

「07年の『仮面ライダー電王』で、主人公(佐藤健)の姉役でデビュー。だが女優だけでは食べられずバイト生活。吉本芸人が出入りする新宿の鰻屋で働き、芸人の間で『美人店員がいる!』と話題に。インパルス板倉俊之には告白されたという」(芸能デスク)