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NHK「クロ現」が未成年淫行「トー横のハウル」にだまされた理由

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〈子供たちが相談を寄せる人がいます。(略)週末になると、手作りの食事を無料で提供しています〉

 NHKが、寄る辺ない子供たちの救世主として持ち上げた、青髪にサングラスの男。「ハウル」と名乗ったその人物は、前科もある“淫行犯”だった。

©:iStock

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相手が18歳未満だと知った上で、淫行を繰り返していた

 小川雅朝容疑者(32・以下ハウル)が16歳の少女に対する東京都の“淫行条例”違反で警視庁に逮捕されたのは、6月22日。その4カ月前、「クローズアップ現代+」は「トー横キッズ」を特集していた。

送検されるハウル(TBSより)

 舞台は新宿歌舞伎町。東宝ビル横の広場にたむろする未成年の子供たち、通称「トー横キッズ」の生態に迫ったドキュメンタリーだ。

 ハウルは家出状態の少年少女たちが心を開く存在として登場。少女の売春を窘(たしな)めるシーンもある。同番組は2月のギャラクシー賞月間賞を受賞。ところが――。

「ハウルは昨年夏に出会った家出少女と何度も淫らな行為に及んでいた。帰宅した少女は母親に相談。母親がハウルに『娘は16歳なので、もう誘い出さないでほしい』と何度も警告したが、以降も淫行を繰り返しており、相手が18歳未満だと知った上での犯行と見なされた」(社会部記者)

少女に「体は売るな」と諭していたが……

 ツイッターで「歌舞伎町の子供たちを守る」と謳っていたハウルは、ボランティア団体「歌舞伎町卍会」の総会長を自称。トー横界隈の有名人だった。だが、ある民放記者はこう明かす。

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