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ゴミの捨て方、ゴミの量、ゴミの中身というのは、その人自身を表現している。
破けた袋でゴミを出しているのを見ると、「回収する人がこの出し方だと大変だろうなぁ」と想像できない人なのだと思う。分別をしないで出す人は、ほかのルールも守らない人なんじゃないかとうたがう。たとえば、マンションなのに夜中にドアを大きな音を立ててしめるとか、信号を無視しするとかね。同じような物を大量にゴミに出している人は、無駄な買い物が多い人なのかもなぁと思ったりする。ゴミ清掃員は、みんなわかっているからびっくりするでしょ?
だってね、不燃ゴミの日に包丁をむき出しで袋に入れる大人がいるんだよ! 滝沢が袋を持ちあげた瞬間、包丁が袋を破って飛びだしてきたんだよ! あっぶないよね。ちょっと考えれば、清掃員が危ないかなとか想像つきそうなもんじゃん。
でも、考えられない人がいるんだよね。もしくは、自分以外がの人なんて怪我をしようが関係ない、と思っている人かも。ガムテープでくるむだけでも、全然ちがうのにね。こういう人ってゴミの出し方だけじゃなく、そういう考えで生きているから、普段から人に迷惑をかけたり、嫌がられたりしているのかもしれない。
もし自分がどんな人間か知りたかったら、家のゴミを見てみるといいかもよ!
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※この記事では、児童書として書かれた内容から、言い回しや表記を記事用に調整しています。