手術中の女性の口に陰茎を差し込み…
7月10日、ベゼーラ容疑者はすでに2件の分娩に立ち会っていた。しかし2回目の手術で、ベゼーラ容疑者の使用する麻酔の量が通常よりも多いこと、そして患者のそばを離れようとしないことに看護師らが疑問に思った。そこで最後の手術の直前に分娩室を変更。変更先の分娩室の薬棚にスマートフォンを隠し、犯行の録画に成功したのだ。
その動画に残されていたのは、信じられない所業だった。
女性は手術台に横になり、医師らが手を休めることなく手術を続けている。開腹箇所などが見えないように、女性の肩付近には仕切りが設置されている。この仕切りで医師らと隔てられた女性の頭側にベゼーラ容疑者は立っていた。
仕切りがあるためほかの医師らからは見えにくい状況だったが、医師らとの距離はわずか1m程度。そんな状況下でベゼーラ容疑者は、大胆にも手術中の女性の口に陰茎を差し込み、自慰行為にふけったのだ。
前代未聞の蛮行にブラジル国内で強く非難される
「英紙『デイリー・メール』によると、ベゼーラ容疑者は約10分間にわたって、性的暴行を続けたといいます。ベゼーラ容疑者は、自身の目的を果たしたのち、ティッシュで患者を拭く“証拠隠滅”も図っていました」(前出・国際部記者)
この事件が現地紙などで報じられると、被害を受けたとみられる女性やその家族たちが声をあげた。
「麻酔が効きすぎて子供を抱けなかった」
「出産を終えた娘の首筋が汚れていたことを思い出した」
なかには家族にこう訴えている被害女性もいるようだ。
「性被害にあっている記憶はあるが幻覚だと思っていた」
「口淫に及んでいるベゼーラ容疑者が静かに語りかけてきた」
ベゼーラ容疑者の蛮行はブラジル国内で強く非難されている。決して許されない卑劣な行為であり、そして被害女性が親として最も幸せであるはずの子供の誕生日を迎えるたびに、性被害に遭ったことを思い出さねばならないからだ。
ブラジル国内では、この前代未聞の蛮行を犯したベゼーラ容疑者の人物像にも注目が集まっている。